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<出張 グリーフケアセミナー>
◆葬儀社セレモニーホール内の1室にて 12:00 ~ 14:45
日程を2日設け、各日約25名ずつ、計約50名のご参加
【 内容 】
◆大切な方を亡くされた方々に寄り添う
・グループワーク①
・グリーフ(悲嘆)における特徴
・グリーフ(悲嘆)が癒されるプロセス
個々にさまざまなプロセスをたどることを前提とし
ご遺族様と対峙する際の目安としてご紹介
・それぞれのプロセスのタイミングでの対応(ケア)
・グリーフの表出の違い(性別、年齢、関係性などによる)
・逆効果になる援助の言葉など
・ご遺族がどのように切り抜けたかの事例
・グリーフの区切り・終結
◆グリーフに寄り添うスタッフ自身のケア
・スタッフの方々の3つの喪失
・プロフェッショナルディタッチメント
壁のような境界線を引いて援助するのを避けるため
あるいは感情移入をしすぎないで援助することをいいます
・ディタッチメント・チェック
・グループワーク②
・セルフケア
・デフュージングとその手順
ストレスを受ける現場に行った後、簡単な会話をする事でストレスを軽減する
ストレスを溜まりにくくすることを目的としています。
※グループワークの時間を2回確保し、グループ内(4-5名)にてシェア
①これまでの葬儀に関わる仕事の中で印象に残っている出来事・場面などを1つ以上
②対応が良かったと思えること、さらにできた事があったのではないかと思うこと
セミナー終了後には、個々に携わったご遺族様等への対応について「自分の言動は適切なものであったのだろうか、どうすれば尚良かったのか」などずっと抱えてこられた思いを個別にお聴きする機会をいただきました。どの対応についても真摯に向き合っていらっしゃるからこその関わり、思いであり、大変な現場に身を置かれているということを痛感いたしました。
その時々の対応に、明確な答えはないのだと思いますが、グリーフの特徴を知識として持っていることで、ある程度の確かな感覚をもった対応、ご遺族様等への寄り添い方のヒントにしていただくことができるのではないかと思います。
個人的には、数年前にエンディングノートを書き、毎年、または必要に応じて書き換えていくものなのですが、この世に残していく人々のためのグリーフケアとしての葬儀の意味を改めて考える機会をいただきました。
<援助職の喪失 と グリーフケア>
援助職であるOT・PT・ST、看護師、介護福祉士などにとっては、3つの喪失があると言われます。
その確認と共に、喪失を癒すグリーフケアの方法、そして対象者の障害受容についても解説を加えていきます。
病気や怪我による障がいによって、これまでの健康や生活を失うという体験を持つ方々との関わりには、援助者自身の心の安定が不可欠となります。
改めて、自身の3つの喪失を確認していただく機会となればと思います。
必要に応じてカウンセリングも取り入れてまいります★