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◆『 フォーカシング 』 (2回 ~ 数回)
フォーカシングとは、「胸のざわざわ」「のどが詰まる感じ」などの繊細な感覚に注意を向け、「その感覚・感じの意見を聴いてみる時間」 といえます。ことばやイメージにならない、なっていない、自分の中のはっきりしない何かとつきあっていく過程そのものをいいます。否定的で受け入れがたい感覚は、頭で考えたり、分析したりして、感情を整理しようと努力しても、変化を起こすことは難しいものです。自分の内側に注意を向け、気がかりな事柄全体をまるごと感じてみます。出てきた感じにそのままついていき、その感じの中からことばやイメージが自然に浮かんでくるものを待ちます。
新たな一歩を踏み出すための、実感をともなった効果的な自分自身との対話の方法です。
『自分がほんとうは何を感じているか、何をしたいのかわからないとき』
『納得のいく決断をしたいとき』
『自己肯定感を高めたいとき』
・・・ などにも活用できます
◆『 マインドフルネス瞑想 』 (3回 ~ 数回)
東洋の仏教(禅)の思想と西洋の心理学を統合し開発された心理療法です。多くの一流企業の経営幹部たちが瞑想を習慣とすることで、より効率的で集中力が高まった状態になり、その結果より良い仕事を成し遂げているといいます。
マインドフルネスとは 『気づくこと』、今ここの自分が生きているこの瞬間に起こっている現実をあるがままに感じとり、受け入れ、知覚したものに対する思考や感情にとらわれないでいる心のもち方、存在の在り様 を意味します。瞑想の効果は脳科学的な視点から証明されていることを把握したうえで、呼吸瞑想、中断瞑想などを日常に取り入れていくことで、心の安定を保っていけるようになることを目指していきます。
◆ 『 ブリーフセラピー 』 (3回 ~ 数回)
精神科医ミルトン・H・エリクソンの実践を研究する人たちによって創始、発展した短期心理療法の一群のことをいいます。「ブリーフ」とは、効果的、効率的という意味合いとなります。
人が持っているにもかかわらず、使われていないもの(能力や経験などのリソース=資源)を引き出す「クライエントの考え、信念、行動、症状をまず受け入れ、それを変化のために利用、善用する」 という 利用アプローチ という考えです。
「セラピスト と 3タイプのクライエント関係」として、その対応方法。
解決像を描き、少し未来にゴールの旗を立てる解決志向ブリーフセラピーなど。
◆ 『 ゲシュタルト療法:「エンプティチェア」 』 (2回 ~ 数回)
ゲシュタルト療法の気づきの技法を背景とした エンプティチェア・テクニック(空椅子の技法)では、嫌な感情、否定的な気持ち、ネガティブな態度も、全体の一部であると考え、それを否定するのではなく受け入れることを支援していく技法です。空の椅子に自身の中のイメージとして『自己の内面の葛藤、矛盾、気になる人(人間関係)、症状』 などを空の椅子(実際に椅子と向かい合う設定)に座らせて対話を進めていくことで、思いもかけないような新たな気づきが生まれます。亡くなっている人でも大丈夫です。
<例> 「気になる人」は、自分と似ている特徴をもった人だった。
「腰痛」は、怒りの塊と、頑張りすぎない指標だった。
など、さまざまなものを取り除く対象としてではなく、興味をもって観察したり、対話をしていきます。
そのほか、援助職が対象者の気持ちを理解するために「対象者さんの椅子」に座る。企業研修では、顧客や部下の立場を理解するために「相手の椅子」に座るなどの利用方法もあります。
◆ 『 交流分析 :TA=Transactional Analysis 』 (4回~数回)
交流分析は、1957年アメリカの精神科医エリック・バーンによって提唱されました。TAの「交流」とは、人と人とのコミュニケーションであり、そのコミュニケーションのあり方を通して自身のパーソナリティを分析していくものです。自己への気づきを深めながら、自律性を高め、親密な人間関係を構築していくことを目的とした心理療法です。相手や状況によって変化する自分の心を捉えていきます。
<内容> 交流分析とは何か(7領域総論)、心の成り立ちとしての「構造分析(自我状態)」、どのように心が働いているかという「機能分析」、対話(やりとり)分析、ストローク(ふれあい)など
※只今、【交流分析士2級講座】 2019年度 開講 の 準備中です。
2級取得講座は40時間以上(例:7時間×6日、3時間×14日)
◆ 『 来談者中心療法 』
アメリカの心理学者であるカール・R・ロジャーズは、従来の指示的なカウンセリングに限界を感じ、非指示的な関わりでの効果を実証して療法として確立しました。非指示的という用語が絶対に指示をしてはいけないと誤解させていしまうことから、その後、ロジャーズは来談者中心療法という名称を用いるようになり、現在では、パーソン・センタード・アプローチとも呼ばれています。
ロジャーズのカウンセリング論の特徴は、人間としての成長と自己実現を行うのは、人間そのものの性質であり、本能であるというところです。カウンセリングの使命は、この成長と可能性の実現を促す環境を作ることにあります。人は自分自身を受容したとき、変化と成長が起こるものです。カウンセラーはクライエントを無条件に受容し、尊重することによって、クライエントが自分自身を受容し、尊重することを促していきます。
・・・など、実際にカウンセリングの中で提供している心理療法を紹介していきます。
※ 各種心理療法は、個人の対面カウンセリングの中で体験していただくこともできます
※ 心理療法や心の仕組みなどに興味のある方であれば、どなたでもご利用いただけます